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PEOPLE / COLUMN【REPORT】Airbnb Brooklyn Half EXPO

  • コラム
  • TEXT BY Chiyo Yamauchi  PHOTO BY Takuya Sakamoto

いま、最もヒップなマラソンといわれる「Airbnb Brooklyn Half」。New Balanceがスポンサーを務めるアメリカ最大級のハーフマラソンだ。参加人数は約3万人。参加希望ランナーが急増している屈指の人気レースだとは聞いていたが、今年はエントリー開始から立ったの26分で売り切れたというから驚きだ。

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大会前に3日間にわたって行われたEXPO。そこでも、ブルックリンという「街の魅力」を大会にうまく落とし込んでいる様子が随所にうかがえた。

NBRCアンバサダーの小林が訪れたのは、レース前日のEXPO最終日。その日は5月にしては異常なほどの夏日だった。天気がよければ、気分もいい、と会場の熱気はまるでミュージックフェスさながら。実際、夕方からは野外ライブミュージックも行われ会場は大盛り上がりだった。

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「EXPOって、あくまで参加選手がゼッケンを受け取りにいくためのイベントだと思っていましたが、これならレースに参加しなくても足を運びたくなりますね」(小林)

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というのも、EXPO会場はブルックリンでも、近年特に注目が高まるDUMBO(ダンボ)地区にある「ブルックリン・ブリッジ・パーク」内。イーストリバー越しに自由の女神やニューヨークの摩天楼を望む絶景スポットである。どこを切り取っても絵になるロケーションなだけに、来場者たちも思わず記念撮影をしてしまう。

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設置された巨大テント内でゼッケンやTシャツなどの参加グッズを受け取った小林は「手続きをしてくれたスタッフは、ほとんどボランティアメンバーなんですね。若いひとが多いからか、活気がありますね」と関心を寄せる。同大会は毎年約1500人ほどのボランティアを募るのだが、ボランティア参加者は翌年のレース出場権がもらえるとあって、その枠はすぐに埋まってしまうのだそう。

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(写真左:主催New York Road RunnersのCEO、マイケル・キャピラソ氏)

会場の一角にはドリンクバーがあり、無料で配られていたコーヒーに、カフェで働く小林も「美味い!」と一言。レストランの評価(格付け)ガイドブック「ザガット」の大会で、ベストコールドブリュー部門を受賞したこともある、地元ブルックリンで焙煎されている『Toby’s Estate Coffee (トビーズ・エステート・コーヒー)』のコーヒーも、“ブルックリンを走ること”を感じるひとときだ。

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次にあらわれた、オフィシャルグッズの販売スペースでは、ブルックリンの街を象徴する街灯やブラウンストーンをイメージした粋なディスプレイが目を引く。ニューバランスとコラボレーションしたオフィシャルグッズも「デザインはどれも今風でお洒落」と小林。特にTシャツは種類も豊富。デザインが優れているのはもちろん、お手頃なのも人気の理由だろう。

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また、EXPO期間中は連日、会場にNYRR所属のランニングコーチが常駐し、コース戦略についての講座と質疑応答を行なっており、ランナーのサポート体制も万全だ。

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参加するランナーも、ただ居合わせたひとも、また、運営に携わる関係者も、とにかくみんな楽しそうな表情だったのが印象的だったEXPO。

「大会直前って、日本だとつい神妙になったり、経験豊富なランナーに教えを請うような心持ちになってしまいがちです。でもこのEXPOでは、初めての参加者、ボランティア、経験者、イベント関係者など全員が、“楽しもう”という気持ちと、お互いにその場を楽しむための懐の深さを持っているなと感じました。レース前に士気を高め、英気を養うのに“うってつけ” の場所ですね」(小林)。

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