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PEOPLE / INTERVIEW楽しむ心を大切に、確実に結果を残すSILENT HUNTERS

  • インタビュー
  • TEXT BY Maho Someya  PHOTO BY Takashi Imai

○結成日:2016年9月

○人数:コアメンバーは約30名、全部で100名ほど

○メンバー:年齢:20〜40代、職業はジュニアスポーツ育成スタッフ、教員、サービス業など、さまざま

○活動拠点:駒沢公園、両国、辻堂

○走る頻度:毎週土曜10時〜12時半

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今年の9月に結成された“サブ4以上”の記録を狙うランナー集団『Silent Hunters』。それぞれの“記録更新”のため、ともに支え合いながら努力を積み重ねる————このスローガンのもと、毎週土曜日に練習会を行なっている。

リードするのは、箱根駅伝や実業団での選手実績をもつ約30名のコアメンバー。競技者として身を削り、心を砕いてきた経験があるからこそ、伝えられる本質があるという。「誰かと競うためではなく、仲間と励まし合いながらそれぞれの目標を達成していくよろこびを、多くのひとと分かち合いたいんです(鈴木)」。

コアメンバーの中には、一線で活躍してきた輝かしい記録よりも挫折のほうが鮮烈な記憶となっている者。あるいは、勝つためだけに戦ってきたかつてのじぶんを「プライドが邪魔をして走ることを楽しめていなかった」と振り返る者もいる。でも、その経験を経て、競技から離れた今だからこそ、走ることの深い魅力を見出すことができた。それは誰かより優位に立つことでも、評価されることでもない。「じぶんと向き合いながら、じぶんを超えていくこと。それが、“走ること”の純粋な楽しさだと思う(濱崎)」。

気づきを得たコアメンバーに引き寄せられるように、志の高いひとが100名近く集結。「いがみ合うことなく素直に悩みをぶつけ合いながら、じぶんをアップデートしていくことへ一生懸命になれる。そんな意識をもてる仲間を増やしていきたいですね(濱崎)」。

開催間近となった『湘南国際マラソン』が『Silent Hunter』のファーストステージだ。コアメンバーはペーサーとして大会を盛り上げつつサポート。メンバーはそれぞれの自己ベストを狙う。そのために、練習会では目標タイム別にチームを編成。全員が狙うのはサブ4以上とあって、メニューはハードだ。けれど、メンバーからは不思議とストイックさを感じない。ほどよい緊張とリラックスの間で、生き生きと励んでいるように見えるのだ。「いつも楽しそうなのに、次々と自己ベスト更新していく。そんなチームを作ることが僕たちの目標でもあるんです(鈴木)」。

心のあり方にまで視野を広げ“記録を狙う”ことの楽しさを深めていく。走ることが好きでたまらない、そんな彼らは、これからどんな進化を遂げるのだろう。

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SILENT HUNTERS

鈴木北斗 34 歳、コアメンバーの一人。東洋大学で駅伝部に所属し、『箱根駅伝』 で活躍。大学卒業後は実業団で好成績を残すも、度重なる故障が原因で引退。現在はスポーツクラブで、主に子どもを対象としたコーチングに携わる。 濱崎武雅 31 歳、コアメンバーの一人。東京農業大学で『箱根駅伝』の選手として活躍した後、現在は市民ランナーとして自己記録更新を狙う。山梨在住だが、東京や神奈川で開催される練習会へ欠かさず参加している。

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